・QT 延長の原因となった薬剤を中止する.(レベルA)
・硫酸マグネシウム静注:硫酸マグネシウム2 g を数分で静注する.さらに状態により2 ~ 20 mg/min で持続静注する.(レベルB)
・ペーシング:100 回/min で心房または心室ペーシングを行う(房室伝導が不良であれば心室ペーシングが必要である).(レベルB)
・イソプロテレノール:持続点滴投与で心拍数100 回/minを目標に投与量を調節する.基本的には心室ペーシングまでのつなぎである.(レベルB)
・カリウム点滴静注: カリウムが正常範囲でも4. 5 ~ 5mmol/L を目標に点滴投与する.(レベルC)
・リドカイン静注:通常,50~100 mg を数分で静注したあと維持点滴を行う.(レベルC)